この記事は建築トラブルについて書いています。
ポジティブな内容ではありませんので、読みたくない方はお戻りください。


前回のやり取りをした夕方に奥さんと話し合った結果、
見積もりに参加してもらった地元の工務店に相談に行くことにしました。
この意味がわからない状況を、私たちより客観的に見て理解されているであろうと思ったからです。

にゃんじーにこ

今回は相見積もりに参加していただいた上に、こんな時間までとっていただいてすみません

地元の工務店さん

いえいえ、ウチも大きいことを言いながら何お力にもなれずに申し訳ないと思っていたところです。何かあったんですか?

相見積もり=要はお金になるか分からない段階で見積もり業務をしてもらうわけで、
今回のように契約に結びつかなかった場合はタダ働きになってしまいます。
にもかかわらず、嫌なそぶりも見せず対応していただいて本当にありがたい話です。

にゃんじーなみだ

ありがとうございます。はい、実はこんな額の見積もりが出てきまして……

本来は相見積もりを出している他工務店さんに見積もりを見せることはルール違反ですが、
この地元の工務店さんは既に見積もりを降りられているので第3者として見ていただくということで総額だけではなく詳細な金額もお見せすることにしました。






詳細を10分程読みこまれ。

地元の工務店さん

この見積もりは、そんなにおかしくありません。強いて言えば解体と隣宅の壁の補修が随分と安く見積もられているとは思います。切り離し工事や地盤改良をした時のリスクを見込まれてないようですね。もちろん「これでやる」と行った見積もりをあとで変更するとお客さんに迷惑がかかるので、もし思わぬ費用がかかっても、それは工務店がかぶるという会社もありますが、経験則としてこの見積もりの書き方では、追加の費用が発生した時は請求される可能性が高いと思います。

にゃんじーがーん

ということは、あの設計図面の家を建てようと思ったら、今の額以上に費用がかかってしまうと?!

地元の工務店さん

そうですね。

にゃんじー汗

すごく的外れかもかもしれないんですが、どこにそんな金額がかかってしまうんでしょうか?素人目線が過ぎるかもしれませんが、ネットで調べたところ、いろんなサイトの平均値として注文住宅の費用の目安が”坪単価85〜95万”くらいだったんです。消費税や解体補修工事,設計費用までを抜いてもこの見積もりの坪単価はだいたい133万円。いくらあくまで目安といえどもこんなに膨らむものでしょうか?

今の見積もりの工事費が5000万円(消費税を除く)。
そこから解体費用、補修費用の200万円を引いて残りは4800万円。
4800万÷36坪=133.3333……

地元の工務店さん

いいえ、普通はそんなにかかりません。うちでも大体坪単価75万円から高い設備をつけたとしても90万円代。よっぽど高い水まわりや床材、壁紙なんかを選んでもここまでかかったことはありませんよ。

にゃんじー汗

高い浴室とキッチンは選びましたが、それ以外はそんなにだと思うんですが。その高い2つの分は自己資金で追加しましたし。

地元の工務店さん

そのくらいならうちも見積もり合わせられたんですよ。ぶっちゃけて言うと特殊なデザインの費用です。

にゃんじーハッ

特殊なデザインとは?

地元の工務店さん

まず大きいのは、この中央の吹き抜けです。お聞きしているとは思いますが、この吹き抜けを作るために特殊な鉄骨が普通の家を建てる時に比べ3割から4割ほど部材が多く必要になっています。イメージ的には1階分余計に必要になっていると思っていただければ結構です。さらに、この全体的に丸みを帯びた構造にするために指定されている珪藻土ですね。この2つに言えることですが部材代はもちろん実際に作業するための人員も必要ですのでここで相当な費用がかかり、私たちも断念した次第です。

地元の工務店さん

後はやはり地下室があることと、隣地との切り離し・解体費用が一般的なところよりも費用がかかってくるところではあります。

地下室や隣地との切り離し作業などは私たちも費用が余分に必要なことは充分理解して進めてもらっていたのでそこは問題ないとして。

要は、設計士が途中で思いついて作りたくなった

・丸みを帯びた吹き抜け

と、そこから派生した、

・家全体を丸い印象に

を実現するために

多大な費用がかかる

と言うことです。


しかも、あのデザインに変更したいと言い出したのは、中間見積もりで予算オーバーがわかってから、この発言があった後です。


男性てへ

先にお伝えしておけばよかったのですが、 お見積書だけをお送りした場合、金額だけが独り歩きしてしまうので、 次回のお打ち合わせの際にご説明させていただければと思っておりました。 こちらの言葉足らずで申し訳ありません。 あくまでも概算見積なので、そのつもりでご覧いただければと思います。 概算のため多めに見ている部分もありますが、 少し当初の予定額よりもオーバーしております。 やはり地下部分がジワジワと効いている感じはします。 ただ、経験的に調整できない範囲ではないと思いますので、 今後のお打ち合わせで余分な部分はそぎ落としていければと思います。 ご査収の程よろしくお願いいたします。


予算オーバーしているのにも関わらず、自分の思いついたデザインを優先していたと言うことです。

この間の図面を見返しても、打ち合わせの内容を振り返っても、予算を削ろうとした形跡は見つかりませんでした。
何度か、打ち合わせ中に予算は大丈夫なのか聞いてはいましたが、なんとかなるでしょうの一点張りで具体的な話は一度もありませんでした。

素人の私たちは、彼にそう言われると
こんな感じで進んでいってなんとかなるのが注文建築の流れなのかな?と納得せざるを得ない。

で、
その結果が

1年間という時間をかけて、

設計費用も100万支払い

予算とはかけ離れた現実離れした、

設計士の作品の設計図面が完成した。

と言うことです。

完成した図面は私たちの住む家の設計図ではありません。
到底払えない額の家の設計図を作ってもらったところで、
私たちにはどうすることもできませんから……。

にゃんじー号泣

1年間も無駄にして、100万円も払って一体何をしていたんだろう。

これしか頭には浮かんできませんでした。